以前、猫が食べてはいけないものを10つピックアップしました。

本日は「チョコレート編」ということで1つに焦点をあてて記事にします。
定番ですが猫にとってダメなものの代表的存在ですよね。
バレンタインが終わり、人によっては家がチョコレートで溢れているかもしれない…
みなみ家ではそんな光景はなかったですが
もちろん故意に食べさせる飼い主さんはいないと思いますが、袋に入っていると遊びついでに飲み込んでしまうことありそうなので予防記事として書きます。

こむぎは最近おやつの与えすぎで袋を見るとやぶって食べてやろうと必死です。
危険そうなものはすぐに片付けるようにしました。
なぜチョコレートが危険なのか?

チョコレートに含まれている2つの成分が猫にとって有害だからです。
- カフェイン
- テオブロミン
人間だと、気分を高めて集中力を増やしたり、運動能力が上がったり、リラックスをする作用としても知られていますよね。あと覚醒作用があるので人によっては眠れなくなったりと..
ただ猫にとってはこの2つの成分が中毒の原因です。
過度な興奮や動機、不整脈、ふらつき、ひきつけなどを引き起こすのですが、人間と違って体も小さく、成分を分解して外に排出することもできづらいため有害な成分を体に溜めてしまいます。
どんな症状が起きるのか?
- 過度な興奮
- 失禁
- 動機、呼吸の促進、不整脈
- 嘔吐、下痢
- ふらつき
- ひきつけ
- 全身性痙攣
最悪のケースに繋がる可能性も高い食べ物です。
どのぐらいの量から危険なのか?
大前提で1gでもダメですが。
体重1キログラムあたり250〜500ミリグラムのテオブロミンを摂取してしまうと致死量に繋がってしまうらしいです。
250ミリグラムのテオブロミンって?
50グラムの板チョコ1枚相当とのことでした。
※含まれているカカオの量によって差はあります。
カカオが含まれている食べ物を同じく危険なので「ココア」も猫にとっては危険です。
以前の記事にも書きましたが、飼い主の飲み残しにも注意しましょう。
万が一食べてしまったら?
症状はすぐには出ないらしいですが、動物病院に連れていきましょう。
その際に、何をどれぐらい食べてしまったのかを伝えると診断がしやすく、治療もしやすいみたいです。
基本はお腹のものを吐かせることを真っ先に行うみたいなので、チョコレートが消化しきる前がベストだと思います。
食べてしまったと思ったら動物病院へ急ぎましょう。
最後に
猫は甘い味覚がなく、好んでチョコレートや食べたり、ココアを飲んだりはすることは基本ないそうです。
- チョコレートが袋に入っていて遊んでいるうちに誤飲してしまった。
- ココアのカップを倒してそれが毛にかかって毛づくろいしてしまった。
など、飼い主さんが気をつけていれば回避できるケースが多いです。
外出をしていてすぐに家に戻れない時などは、誤飲してから結構な時間が経ってしまうので危険度があがります。
まずは危ないものは手の届く範囲に置かないことや片付けておくなどが大切ですね。
ということで猫が食べてはいけないもの「チョコレート編」でした。