猫はストレスを感じることで心因性脱毛や自傷行為、また一番怖い病気でもある猫伝染性腹膜炎(FIP)にかかってしまう要因でもあると言われています。
全てのストレスを無くすのは厳しいですが、愛猫には余計なストレスをためないように生活をしてほしいですよね。
そもそも猫はストレスを感じやすいは本当?
本当です。
もともと猫は単独で獲物を捕らえる動物です。「安全に食べ物を確保するか」が一番の関心ごとです。そのため警戒心がとても強く、神経質な傾向が高いです。周囲の変化に敏感なのでストレスを感じやすいです。
猫のストレスを緩和するとどうなるの?
生活の質(QOL/クオリティ オブ ライフ)の向上に繋がります。
心身ともに健康で幸せな生活を遅れているか判断する概念です。ストレスを感じやすい猫のストレス要因を取り除ぞいてあげることでQOLに繋がり、病気などのリスクが軽減されます。
ということで猫にとって嫌がること、ストレスの感じやすいと言われているランキングを記事していきます。※ランキング量が多いので記事を分けて3つずつぐらい紹介します。
このランキングに入っていることをなるべく避けてあげストレス軽減につなげましょう。
気をつけてあげたい!猫が嫌いなことランキング

基本的には身の危険を感じることが多くランクインしています。
いつもと違うことが起きたり、縄張りが不安定になったりするようなものです。
みなさんも予想しながら記事を読んでいただけたら何よりです。
第5位:飼い主以外の人

お友だちやお客さまなど猫にとって知らない人を指します。
知らない人でのストレスとは?
知らない人の声やニオイなどを猫が察知することで、怖さを感じてしまいます。また、心を許している飼い主さんなら大丈夫ですが、知らない人が猫の縄張りに入ることで、縄張りを荒らされていると思ってしまいます。
※ホームパーティなどをよくするご家庭は注意ですね。
来客中の猫のストレスを軽減するためには?
慣れるまで適度な距離感を保ちましょう
猫から近づくまでは声をかけたり、触ったりすることを避けましょう。猫が大丈夫だと判断したらスリ寄ってきますのでその時が仲良くなるチャンスです。
また、飼い主さん以外の人と猫だけが同じ空間にいる時間を減らすことも有効です。
第4位:シャンプー

以前シャンプーに関しての記事を書きましたが、猫は毛づくろいで自らキレイに保てるのでシャンプーは必要ではありません。※何かあって汚れたときなどは別です。

猫がシャンプーを嫌がる理由とは?
猫の毛は水を含みやすく、毛が細く束になりやすいので乾きにくいです。もともと濡れることも少ないため、体が濡れていること自体にストレスを感じてしまいます。
※ドライヤーなどを使って乾かす際も時間がかかってしまうので、ドライヤーの音などでもストレスがたまってしまいます。
シャンプーをしたいけどストレスも下げたい時は?
半年に1回、換毛期の季節にシャンプーしましょう
換毛期の時期はとても毛が抜けます。毛づくろいの際に古い毛がお腹に入らないようにブラッシングはとても大切です。この時期であればシャンプーは古い毛を流せるチャンスでもあるので、シャンプーしたい場合は換毛期を狙いましょう。

また、シャンプータオルを使うのもおすすめです。ウェットシートのようなもので全体を濡らさずに気になったところだけキレイにできます。
第3位:爪切り

爪切りに関しては別記事でやり方や病気のリスクなどを書いてます。
より詳しくみたい!という方はぜひご覧ください。

爪切りでのストレスとは?
爪切りをする際の抱っこが拘束感があり身の危険を感じてしまします。また、飼い主さんが爪切りに失敗してしまった時はその痛い記憶がでてきて「爪切り=怖いもの」という気持ちになってしまいます。
爪切りを簡単にさせる方法
爆睡している時を狙う・おやつ作戦
抱っこを避けるために、寝ている時にさっと切ってしまうことがおすすめです。また、爪切りが終わったあとはおやつをあげて「爪切りが終わるとご褒美がもらえる」という考え方にさせてあげましょう。
※爪を切るときには赤いところ(血管や神経)を切らないように、余裕をもってきってあげましょう。
まとめ

本日は猫がストレスを感じやすいランキングの5位から3位でした。
当てはまるものはあったでしょうか?
高順位になってきたので、予想できるものもたくさん出てきたかなと思います。
シャンプーや爪切りなどはやり方さえ間違わなければ、猫にとって病気を防ぐ大切な手段でもあるので、事前に調べてからやってあげましょう。
愛猫の病気のリスクを少しでも減らすためにストレス軽減を一緒に頑張っていきましょう。
明日ついに1位と2位を記事にします。3つずつやっていたら数が中途半端になってしまったので+αで何か役立つことを書くかもしれません。
6位〜20位までの記事は下記をご覧ください。




