ご家庭によって形は違いますが猫を飼っている方なら「猫用トイレ」は置いていると思います。
初めて猫用トイレを買った後は、
- 部屋のインテリアに合わせて設置
- 空いているスペースにとりあえず置いた
など気にせず置く場所を決めている方も多いと思います。
実はあまりおすすめ出来ない場所や最適な置く場所があるんです。
猫はトイレの場所を覚える生き物なので途中で場所を変えるよりも最初から最適な場所に置いてそのままが良い。という意見も多いです。
今回の記事では置く場所について詳しく書いていきます。
猫トイレのおすすめな場所とおすすめ出来ない場所について

単純に見える猫トイレ問題ですが、排泄問題は健康に関わってきますのでとても大切です。
先にあまりおすすめできない場所からです。
まずは箇条書きで書いていきます。
- 窓際
- 玄関・廊下・通路
- クローゼット・押入れ
え?なんで?と思う場所もあるかもしれませんので下で詳しく触れていきます。
「窓際」は細菌が繁殖しやすい
窓際と聞くと風通しもいいからニオイ問題もなさそう。と思う飼い主さんが多いと思います。
みなみ家も昔窓際に置いていたことがあります。
なぜおすすめできないのか?ということですが、
窓際は日光が当たりやすかったり湿気が来やすいことで気温や湿度の変化が激しく細菌が繁栄しやすい環境なのです。
窓には結露が溜まりやすいですが、特に冬の湿気は相当高くなってしまいます。
さらに、猫は警戒心が強い動物なので排泄中はかなりデリケートです。
窓際はエンジン音が大きく聞こえたり、家によってはノラ猫がやってくるなどストレスを与えてしまうことに繋がります。
「玄関・廊下・通路」は猫がためらうことが多い
いわゆる部屋の外とイメージしてください。
部屋の中は物がいっぱいでトイレが置けないとなって廊下などに置いている家庭もあるかもしれません。
なぜおすすめできないのか?ということですが、
季節によっては寒かったり暑かったりと猫がトイレに行くこと自体をためらってしまうことが多いからです。部屋との温度差があると尚更です。
また、「玄関」は飼い主が帰宅してきた時、来客が来た時の音問題や万が一の脱走問題もあるのでこちらは本当におすすめできないです。
猫が排泄をためらったままが我慢してしまうと、泌尿器の病気にかかる一因となる場合もあるので注意が必要です。
「クローゼット・押入れ」はニオイがこもりやすい
部屋は置く場所が厳しい…でも押入れなどは空いているし、猫が好きだからとりあえず設置しよう。
ありそうな心理ですがあまりおすすめできないです。
なぜおすすめできないのか?ということですが、
猫は人間以上に嗅覚が優れています。ご飯も香りで判断します。すぐにトイレ掃除をしてもニオイがこもってしまい猫が嫌がる原因になってしまいます。
また、湿気が溜まりやすくカビも生えやすい場所です。
賃貸で1部屋しかないし、どうしてもここしか置けない。という飼い主さんは常に全開にしてニオイと湿気対策もしてあげましょう。
ここまでのまとめ
やっぱりニオイやカビなどの衛生的な問題が大きい場所たちでした。
ご家庭の事情もあるので必ずしもダメということではないです。
移動する場所や余地があるなら猫が慣れきってしまう前に変えてあげることをおすすめします。
ここからはおすすめできる場所の紹介です。
「リビング」利点がたくさんあるのでおすすめ!

絶対リビング!とは言いませんが、本当に利点がたくさんあるのがリビングです。
リビングは上に記載した廊下や玄関・押入れなどと違って飼い主が多くの時間過ごしています。
そのため温度や湿度管理がされている。排泄をチェックできるので掃除がしやすい。異常があったらすぐに分かる。など良いことづくめです。
猫は飼い主と同じ生活環境で生活をしたがるため、リビングにもいることが多いです。
そのためリビングの温度に慣れているため、排泄の際の温度変化がないのも嬉しいポイントです。
みなみ家ではリビングの角に置いています。
サムネの通り、クローゼットが片方開けづらいですがそこは諦めてます。
まとめ+これから置く場所を変えたい飼い主さんへ
トイレの置く場所について記事にしました。
おすすめできない場所も記載しましたが、「どうやって移動したらいいの?」という意見もあるかもしれません。
トイレの場所をコロコロ変えるのはあまり猫にとって宜しくないですが、ひとつだけおすすめ出来る方法があります。
今のトイレの場所は変えずに、新しくトイレをもう一つ置きましょう。
慣れるまでは入ってくれないかもしれないですが、最適な場所に置かれたトイレには徐々に移動していってくれるはずです。
完全に慣れたら古いトイレを無くすという作戦です。
排泄はやっぱりストレスフリーでいきたいですし健康にも良いのでぜひ実践いただけると嬉しいです。